散歩に出掛けるのはほとんどが午前中です。今日は朝から風が強く、遠くが薄茶色に見えるほどです。砂埃なのかそれとも大量の花粉なのか。外出は控えたほうがよさそうです。
そこで、大切にしている本を1冊紹介します。
なんと洋書です。タイトルは「MODEL RAILROADING with JOHN ALLEN」、副題が「The history of the fabulous HO scale Corre & Daphetied Railroad」とあります。
John Allen氏製作のG&D鉄道のことは、鉄道模型ファンで、とくにレイアウト指向のファンであれば一度は耳に、あるいは目にしたことがあるのではないでしょうか。
ブリキ3本レールのOゲージから入った趣味としての鉄道模型は、ほどなくHOゲージに進み、中学生のころまでに何台かのペーパー製電車と小型のレイアウトを作ったところで途絶えてしまいました。当時、雑誌「鉄道模型趣味」を愛読していました。何回かG&D鉄道の紹介記事が掲載され、そこで紹介されていた数々の写真にとんでもなく興奮しました。そこには、それまで目にしていたレイアウトとは全く違う世界がありました。1本の樹木、1個の岩の質感など、そのディテールや色彩は、実際には見たこともないアメリカ山岳地帯や都市の路線とそれを含む光景を実物以上(?)にリアルに表していたのです。
模型作りから遠ざかりはしましたが、本屋に行って鉄道模型趣味があればかならずパラパラと立ち読みしていました。あるとき、機芸出版社の広告ページでこの本の販売のことを知り、かなり悩んだ末に注文しました。高かった...。
届いた本の中身は当然全て英語なのですが、当時の英語力ではたいして理解もできず、ただその写真を眺めるだけで満足していました。
本棚の奥にしまい込まれているだけだった本書を久しぶりに取り出して見ると、あらためてそのすごさに感動してしまいます。日本人は手先が器用でアメリカ人は不器用だなんてとんでもない。改めてよく見ると、そこに作りこまれた膨大かつ繊細なディテールは、本物を単にスケールダウンしたものではないことがよく分かります。
これらの写真と何枚か掲載されている図面を見ながら、G&D鉄道がどのように発展し、拡張されていったのかを想像するだけでも十分に楽しむことができます。もう一度最初からじっくり読んでみたいと思っています。
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